バッファロー金貨買取
価値や詳細情報についてご紹介
このページでは【バッファロー金貨】について詳しくご説明します。バッファロー金貨の買取相場をはじめとし、量目の種類やサイズ、歴史などバッファロー金貨に関する情報をまとめてご紹介します。
バッファロー金貨の買取価格や価値・概要


バッファロー金貨の価値は、使われている金の量によって大きく変わります。金の量が多ければ多いほどに買取価値も高くなりますので、1tozが最も高い買取価格で、1/10tozのバッファロー金貨が最も安い買取価格、ということになります。
(種類ごとの平均的な買取相場は下記に掲載しています。)
バッファロー金貨について

バッファロー金貨は2006年から、アメリカ合衆国で発行されている地金型金貨です。(地金型金貨については、金貨のトップページをご覧ください。)
アメリカの地金型金貨としては、かつてはイーグル金貨が有名でした。
ですが、イーグル金貨は金の純度が91.67%(K22製)とあまり高くなかったため、金の信頼性でいえば、どうしてもカナダのメープルリーフ金貨や、オーストリアのウィーン金貨に劣ってしまう状態だったのです。
そのため2006年からは、一般的な地金型金貨と同じ金純度99.99%を誇る金貨も発行することになりました。それが、今回ご紹介の「バッファロー金貨」です。
バッファロー金貨の買取相場と価値について
バッファロー金貨の買取相場は、基本的に含まれている金の重さで決定します。
ですが、コレクション用に発行された”プルーフコイン”ならば、金の重さの他、コインとしてのプレミアム価値が付き、買取価格が上がる可能性もあります。
プルーフとは、表面を鏡面のようにした加工のことを指し、見た目が美しいため、日本の記念硬貨などにも採用されることが多いです。
バッファロー金貨のプルーフ版には、小さく”W”のミントマークが入っています。
通常のバッファロー金貨の買取相場は、現時点の金の買取相場でいうと、大体この辺りになります。
- バッファロー金貨1オンス・・・13万円前後
- バッファロー金貨1/2オンス・・・6万円前後
- バッファロー金貨1/4オンス・・・3万円前後
- バッファロー金貨1/10オンス・・・1万円前後
バッファロー金貨の買取価値は金の重さによって決定されるため、バッファロー金貨の買取を検討されるのであれば、金相場の高いうちがチャンスだといえます。
数年前に金の相場が上昇し、一時期に比べれば落ち着いたものの、今でも金の価値は未だ高めに推移しています。(1999年9月における金の上場来安値は836円であるのに比べ、2013年2月は5,081円と、従来の約6倍に上昇しています。)
また、バッファロー金貨などの地金型金貨であっても、金貨としての価値を証明するため、「PCGS」や「NGC」などの鑑定所に依頼し、格付けを行っている物もあります。
それらは番号とバーコード付きのブリスターパックに封入されており、その中に入っている限り、記載されている価値を保ち続けることが出来ます。
鑑定結果のランクにもよりますが、この鑑定済みの金貨であれば、金の価値の数倍の価格で買い取ってもらえることも多いです。
最近は精巧に作られた偽物の金貨も多くありますが、世界的な鑑定に出すことで「絶対に本物」ということも証明できますので、買取業者としても再販先が見つけやすくなるのです。
バッファロー金貨の価値判断の注意点
このバッファロー金貨の図柄は、かつてアメリカで発行されていた5セント硬貨”バッファロー・ニッケル”のデザインをそのまま採用したものになります。
ちなみに、このアメリカ古銭”バッファロー・ニッケル”になると希少性があまり高くなく、100枚セットで1万円いくかいかないか、位の価値になっています。
バッファロー金貨金貨の表面にはインディアンの肖像が、裏面にはバッファローが採用されています。
バッファロー金貨は、法定通貨として定められていますので、重さによってドルの額面が振り分けられています。例えば、1オンスのバッファロー金貨だと50ドル、1/2オンスのバッファロー金貨だと25ドル・・・といった具合です。
この額面は、裏面のバッファローの足元に書いており、例えば「$100」などと記載されています。
ですが、この額面はあくまでも名目上のものですので、このドルの額面からバッファロー金貨の価値を判断するのは、全くの誤りです。
バッファロー金貨は、あくまでも「含まれている金の価値」が市価となっており、創鋳から現在に至るまで、このドルの額面価値で流通していたことは一度もありません。