リバティ金貨買取の買取情報や価値、概要をご紹介
リバティ金貨買取の買取情報や価値、概要をご紹介

リバティ金貨買取
価値や詳細情報についてご紹介

このページでは【リバティ金貨】について詳しくご説明します。リバティ金貨の買取相場をはじめとし、量目の種類やサイズ、歴史などリバティ金貨に関する情報をまとめてご紹介します。

リバティ金貨の買取価格や価値・概要

リバティ金貨表面
リバティ金貨裏面
発行年度:1849年(明治18年)~1907年(明治40年)
品位(素材):21.6K(金/約90%、銅/約10%)
量目(重量):33.4g、16.7g、8.3g、4.1g
サイズ:34mm、27mm、21.5mm、18mm
リバティ金貨は、20ドル、10ドル、5ドル、2.5ドルの4種類があり、それぞれで含まれている金の量や買取価値も異なります。 リバティ金貨は、プレミア付きのものとプレミア無しのものがあり、プレミア付きの中には数億円という買取価値を秘めているものもあります。
プレミアがつかないリバティ金貨の場合は、基本的に含まれている金の価値で買取され、買取業者ごとに定められている「純金の買取相場×重量」が主な買取相場となります。 例えば20ドルのリバティ金貨の場合、今の買取相場でいえば10万円前後の買取価格が期待できます。 (買取相場の一覧は下記を参照してください。)

リバティ金貨について

リバティ金貨について

リバティ金貨とは、1849年~1907年にかけて、アメリカで流通していた金貨です。 リバティ金貨の種類は、20ドル、10ドル、5ドル、2.5ドルの4種類があり、表面には自由の女神の肖像と13個の星、裏面にはオリーブの枝と3本の矢、そして盾を持ったワシがデザインされています。 自由の女神の頭部がデザインされているため、通称”リバティ・ヘッド”とも呼ばれている金貨です。

リバティ金貨には、プレミアが付くものと付かないものがあり、買取価格にも影響します。 プレミア価値が高いリバティ金貨の中には1億円以上で取引されるものもあり、もちろん買取価格もかなりの高額が期待できます。

また、プレミアがつかないリバティ金貨の買取相場は、基本的に金の価値によって決まります。
プレミア価値がつかない場合のリバティ金貨の買取価格は、以下の通りが期待できます。

  • リバティ20ドル金貨は、大体10万円~12万円の買取相場
  • リバティ10ドル金貨は、大体5万円~6万円の買取相場
  • 5ドル金貨は、大体2万円~3万円の買取相場
  • 2.5ドル金貨は、大体1万円前後の買取相場

今は金相場が高めに推移している時期なので、上記の買取価格も期待できますが、金相場が下がると買取価格も下がります。(1999年9月における金の上場来安値は836円であるのに比べ、2013年2月は5,081円と、従来の約6倍に上昇しています。)

リバティ金貨には、20ドル、10ドル、5ドル、2.5ドルの4つの額面がありますが、その額面によっても発行枚数や希少価値が異なります。 そのため、同じくくりで買取相場を説明することは出来ません。

ここでは、リバティ20ドル金貨を例に挙げて、買取価値をご紹介していきます。 (例に挙げる金貨こそ違えど、リバティ金貨の価値の付き方は「希少価値と状態」という点は変わりません。希少価値が高く、状態も良ければ買取価格は高くなります。)

リバティ20ドル金貨は、大きく3種類に分けることが出来ます。

  • 1849年~1866年に製造されたリバティ20ドル金貨(タイプ1)
  • 1866年~1876年に製造されたリバティ20ドル金貨(タイプ2)
  • 1877年~1907年に製造されたリバティ20ドル金貨(タイプ3)

ここでは、発行年の古い順にリバティ20ドル金貨の買取価値を説明していきます。

1849年~1866年のリバティ20ドル金貨(タイプ1)の買取価値

リバティ金貨タイプ1買取

1849年~1866年に製造されたリバティ20ドル金貨は、他のリバティ金貨と比べると、裏面の中央やや上に位置する”IN GOD WE TRUST”のモットーがありません。 そのため、この年代のリバティ20ドル金貨は「ノーモットー」と呼ばれたりもします。

この年代のリバティ20ドル金貨で広く知られているのは、1854年のサンフランシスコ製造品、1856年のサンフランシスコ製造品です。 サンフランシスコ製のミントマークは「S」なので、それぞれ「1854-S」「1856-S」と呼ばれており、もし発見されたとすれば、買取価格は1億円以上も期待できます。 また、1849年に発行されたリバティ20ドル金貨は、なんと1枚しか発行されていません。

買取相場から言っても、この1849年~1866年に製造されたリバティ20ドル金貨は残存数が少ないため、全体的に買取価値が高い部類に入ります。 また、一部の年号ではプルーフタイプ(鏡面のように綺麗な金貨)が発行されていますが、そちらだと買取価値も上がり、中には数億円の買取価格が期待できるものもあります。

1866年~1876年のリバティ20ドル金貨(タイプ2)の買取価値

リバティ金貨タイプ2買取

1866年~1876年に製造されたリバティ20ドル金貨は、裏面に”IN GOD WE TRUST”のモットーが刻まれています。 特にニューオリンズ(カーソンシティ)で作られたものは、全体的に買取価値が高い傾向にあります(裏面下部に「CC」のミントマークがあります)。

他のリバティ金貨と同じく、プレミア付きのものは数千万円の買取価格も期待できます。 プレミア無しだと、状態や鑑定の有無にもよりますが、大体20万円前後の買取価格が期待できます。

1877年~1907年のリバティ20ドル金貨(タイプ3)の買取価値

リバティ金貨タイプ3買取

1877年~1907年に製造されたリバティ20ドル金貨は、裏面下部に”TWENTY DOLLARS”と記載されているものです。 これまで紹介してきたタイプ1~3の中では、プレミアが混ざっている割合が最も薄いタイプではあります。ですが、発行枚数が少なく希少価値が高いものも、もちろん存在しています。

例えば、1882年に発行されたリバティ20ドル金貨は、571枚しか発行されていないため、プレミア価値で取引されています。もちろん買取価格も非常に期待できるものになり、状態が良いと500万円以上の買取価格も見込むことが出来ます。 1877年発行のリバティ20ドル金貨もやや価値が高く、状態によりますが、大体50万円前後の買取価値が期待できます。

また、1877年~1907年のリバティ20ドル金貨でも、プルーフ金貨は価値が高い傾向にあります。特に1877年~1884年発行のプルーフ金貨は、全体的な発行枚数も少ないため、プレミア価値で買取されます。

リバティ金貨の買取価格の決まり方

基本的にリバティ金貨は、プレミア品が混ざっている確率がかなり高く、金貨買取においても期待が持てます。 また、今回はリバティ20ドル金貨に絞って買取価値をご紹介しましたが、10ドル・5ドル・2.5ドルのリバティ金貨も、それぞれプレミア付きのものが多く存在しています。

そして、リバティ金貨の買取ポイントとしては「鑑定済みか未鑑定か」も挙げられます。NGCやPCGSのコイン鑑定に出した場合、金貨の状態をランクにした「グレード」というものを決めてくれます。 同じリバティ金貨が複数枚あると仮定した場合、グレードが高ければ高いほど、買取価格も高額が見込めます。
ですが、NGCやPCGSのコイン鑑定に出す場合、大体5000円前後の鑑定料が必要ですし、一度コインをアメリカへ送らなければいけないので、それなりの日数も掛かります。

もし、「リバティ金貨の買取価値を知りたい」場合、リバティ金貨の表裏の写真を撮影し、買取業者へ送って「いくらで売れるか?」質問されてみるのをおすすめします。 その結果によって、鑑定に出すか出さないか、あるいは売るか売らないかを判断されると良いでしょう。

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