長野オリンピック記念硬貨について
買取相場や詳細情報についてご紹介
このページでは【長野オリンピック記念硬貨】について買取情報等を詳しくご説明します。各種額面の長野オリンピック記念硬貨の買取相場をはじめとし、価値や歴史、素材や描かれた絵柄の特徴など、長野オリンピック記念硬貨に関する情報をまとめてご紹介します。
長野オリンピック記念硬貨について

長野オリンピック記念硬貨は、1998年に長野県で冬季オリンピックが行われたことを記念して発行された記念硬貨です。
長野オリンピック記念硬貨は、素材に金が使われている1万円記念硬貨、銀が使われている5000円記念硬貨、そして500円の白銅貨幣と、3種の異なる額面・素材にて発行されました。
さらに各記念硬貨には第一次から第三次までが存在し、それぞれで図柄が異なります。つまり、長野オリンピック記念硬貨には9種もの種類があるということです。
長野オリンピック記念硬貨の買取相場は最低でも500円から、最高では6~7万円前後の買取価格が期待できるものも存在し、それぞれの額面で大きく異なります。
それでは、額面別に長野オリンピック記念硬貨の買取相場や詳細をご紹介します。
長野オリンピック記念500円白銅貨幣(第一次)について(買取情報等)


長野オリンピック記念500円白銅貨幣(第二次)について(買取情報等)


長野オリンピック記念500円白銅貨幣(第三次)について(買取情報等)


長野オリンピック記念5000円銀貨幣(第一次)について(買取情報等)


長野オリンピック記念5000円銀貨幣(第二次)について(買取情報等)


また、貨幣セットであればコレクションとしての価値が付随する場合があり、買取価格も期待できるものになります。
長野オリンピック記念5000円銀貨幣(第三次)について(買取情報等)


長野オリンピック記念10000円金貨幣(第一次)について(買取情報等)


長野オリンピック記念10000円金貨幣(第二次)について(買取情報等)


こちらも、金貨と銀貨、500円記念硬貨のプルーフ貨幣3点セットであれば6万円前後の買取価格も期待できます。
長野オリンピック記念10000円金貨幣(第三次)について(買取情報等)


1998年長野オリンピックについて

20世紀最後の冬季オリンピックとして1998年に開催された、長野オリンピック。
2月7日から約二週間に渡って行われ、多くの賑わいを見せます。
長野県の他、オリンピックの候補地として挙げられていたのは、アメリカやイタリア、スウェーデン、スペインです。
長野県はオリンピック開催候補地の中でも、最も南に位置する国であったため、もしかしたら少しだけ不利になるかもという予想がなされていました。
しかし5回あった投票のうち4回も一番の投票数を獲得し、めでたく長野県はオリンピックの開催地として決定されることになります。
オリンピックの開会式というと夜のイメージが強いですが、長野のオリンピックの開会式は昼間に行われました。
それまでに活躍したスポーツ選手や著名人が開会式を盛り上げる中、やはり一番の見せ所は”善光寺の鐘の音”でしょう。
善光寺とは、長野県長野市に所在しており、江戸時代には”一生に一度は善光寺詣り”と言われ、多数の参拝客が訪れた寺院です。
正確に言うと、長野オリンピックの様々な催し物を出す合図としてこの善光寺の鐘の音が鳴らされたのですが、それでも開会式でお寺の鐘を鳴らすというのは、まさに日本ならではの風情の出し方ですよね。
1997年2月7日に華々しく開会式を迎え、その後オリンピック競技が始まると、各国は白熱した戦いを見せます。
長野オリンピックでは、それまでの既存競技に加えて74年ぶり以来となるカーリング、プロ選手の参加が認められたアイスホッケーなど、多種多様なスポーツが行われました。
気になる結果としては、メダル獲得数で見てみると一位がドイツ、二位がスウェーデンと上位をヨーロッパ勢が占めます。
肝心の日本は、第七位と大健闘でした。やはりメダルの数も大事ですが、20世紀最後の冬季オリンピックとして長野が選ばれたこと、そしてオリンピックを通してスポーツの素晴らしさを改めて確認出来たことこそ、この大会最大の功績でしょう。