天皇陛下御在位20年記念硬貨について
買取相場や詳細情報についてご紹介
このページでは【天皇陛下御在位20年記念硬貨】について買取情報等を詳しくご説明します。各種額面の天皇陛下御在位20年記念硬貨の買取相場をはじめとし、価値や歴史、素材や描かれた絵柄の特徴など、天皇陛下御在位20年記念硬貨に関する情報をまとめてご紹介します。
天皇陛下御在位20年記念硬貨について

天皇陛下御在位20年記念硬貨は、2009年(平成21年)に、今上天皇が即位されてから20周年を迎えたことを記念して発行された記念硬貨です。
天皇陛下御在位20年記念硬貨は額面が500円と1万円の2種類が発行され、特に1万円金貨は純金で出来ており、金の価値が額面を大幅に上回ります。
比較的近年に発行された記念硬貨ですので、希少価値はそれほど高くありませんが、金の価値が高いうちの買取をお勧めしています。(国内で金を溶かすのは”貨幣損傷等取締法”によって禁止されているため、記念硬貨や古銭の買取業者の利用をおすすめ致します。)
それでは、額面別に天皇陛下御在位20年記念硬貨の買取相場や詳細を一覧形式でご紹介します。
天皇陛下御在位20年記念500円黄銅貨について(買取情報等)


また、表面が鏡面のように輝く”プルーフ貨幣”であれば、最大で1000円前後の買取価格がつく可能性もあります。
天皇陛下御在位20年記念1万円金貨について(買取情報等)


図柄表面には鳳凰が飛ぶ姿が描かれており、背景は二重橋と皇居を描いているとされています。裏面には500円記念硬貨と同じく、菊花紋が中心に配置されています。また、天皇陛下御在位20年記念1万円金貨はプラスチック製のケースに封入されていますが、価値を温存するためにはケースは開封されないことをお勧めします。
天皇陛下御在位20年記念硬貨について

天皇陛下御在位20年記念硬貨とは、2009年(平成21年)に、今上天皇が即位されてから20周年を迎えたことを記念して発行された記念硬貨です。
額面は500円と1万円の2種類にて発行され、図柄の裏面には、天皇および皇室を表す紋章である”菊花紋章”が描かれました。
これまで発行されてきた天皇陛下関連の記念硬貨においても、菊花紋は必ず採用されていますので、今後も記念硬貨の意匠に受け継がれていくだろうと思います。
天皇陛下御在位20年をお祝いするにあたり、記念式典や儀装馬車の運行、記念コンサートなどが開催され、沢山の人が御在位20周年を祝福しました。
天皇陛下御在位20年記念式典は、2009年10月6日に国立劇場にて行われ、内閣総理大臣や三権の長の議長などが出席された他、数学者の藤原正彦氏や漫画家の小林よしのり氏なども招待されました。
記念硬貨の発行に至っては、まずプルーフ貨幣セットが5万枚の発行の予定だったのですが、申込数が販売数を上回ったため、抽選形式が採用される運びとなりました。
なんと応募者数は、1万円記念金貨の単体セットだと238,405通、1万円金貨と500円記念硬貨の2点セットだと340,980通にものぼり、当選率は僅か18%ほどに留まりました。(2点セットだと当選率は13.2%でした)
天皇陛下御在位20年記念硬貨の図柄は、日本画家の平山郁夫氏が監修されています。平山郁夫氏は1986年に発行された「天皇陛下御在位60年記念硬貨」の図柄も担当し、1993年には文化功労者として顕彰されました。